バンガロール城の行方:豪華! インド婚約パーティー

先週末は IIMB で知り合った超(!)お金持ちのクラスメートの
娘さん (やはり IIMB 卒業生) の婚約パーティーに
お邪魔してきました。

会場はバンガロール城。
イルミネーションに包まれ豪華絢爛な屋外パーティーでした。

さて、このバンガロール城、所有権を巡ってひっちゃかめっちゃかな
のでした。バンガロールのセントラルカレッジの初代校長ギャレット氏
によって1862年に建設が着工されたこのお城。
現在の形に完成されたのは、世界のあちらこちらで戦火が
拡大していた1944年とされています (何だかそれ自体がインドちっくです)。

1884年にマイソールのマハラジャが買い取ってからは、
マハラジャの所有物とされてはいますが、1970年にマイソール
第25代かつ最後のマハラジャ Jayachamarajendra Wadiyar (長い!)
が企業2社にその所有権を売ったとか、売らなかったとか。
結局、その息子で、昨年暮れの12月10日に亡くなった
Srikanta Wadiyar (知っている方の話では、とっても怠け者で太って
いたそうです) が民事訴訟を起こしたものの、決着が付かない状態
のまま、城の敷地の一部を5人の姉妹に分け与えたとのこと (これも
何とインドちっく)。そして、所有権を買ったと言い張る企業1社とやっとの
ことで合意に至ったのが1994年。お城 (45エーカーは企業の持ち物と
なる) の所有権をSrikanta Wadiyaがゲットしたようです。
が、またまたインドちっくな話ですが、一方カルナタカ州政府は、
城と敷地すべてを没収するための努力をずーーーっとしてきているらしく、
現在も最高裁での判断待ち状態のようです。

     Srikanta Wadiyar氏 (India Wires より転載)

まあ、でも、先日なくなった最後のマハラジャの息子 Srikanta Wadiyar
には子孫がいなかったことを考えると、カルナタカ政府が勝っちゃう
のかもしれませんね。インドだ~~。


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