インドの地で逝ってしまったgG

書くか書くまいか、迷ったのですが、友人が
書くことで癒しになる、と言ってくれたので、
かなりプライベートなことですが書くことにしました

このブログにも何度か登場した gG ですが (最初の投稿はこちら)、
とっても残念なことにちょうど1週間前、
5月14日朝7時に逝ってしまいました
享年19.25歳でした (がんばりました)

若き頃のgG (@ West Hollywood, CA, USA)

gG と暮らした9年と3ヶ月、とっても充実した日々
それに突然終止符を打たなくてはならない日がきてしまいました
高齢だったので、当然覚悟はしていましたが、
やはり実際にその瞬間がきてしまったときには
流石に崩れました

何故か年老いてもいつでも食欲があったgG
他界した前日も食欲はあったものの、
口の神経が動かなくなってきていて、
食べてもこぼしてしまうようになり、
夕食の恒例のデザートのアイスクリームは
しっかり食べられたのですが、その後
お水も飲めない状態になってしまいました
夜9時頃から急激に容態が悪化した、という感じです

夜中中苦しそうに泣き続けていたので、
身体を擦ったり早朝4時まで看ていたのですが、
4時頃にぐったりと眠ったので私も床につき、
その朝7時ちょっと前に私たちが起きて顔を見た瞬間に
ぐったりと首を垂らして逝ってしまいました
いつでも我慢強く、獣医さんいわく Fighter だった gG
私たちを一生懸命待っていてくれたのでしょう

最後の数週間は両後足が完全に機能しなくなっていたため、
お尻のほうを吊るすようにして前足だけで歩行をさせていました
当然ひとりでおトイレにも行けないので、
赤ちゃん用のオムツにシッポが通るように小さな穴を開け
穿かせて、常に目の届くところに寝かせていました
(いつも好きだった私の机の上とか、膝の上とか、
机の横に大き目の布団を敷いて、コロコロしても床に
頭をぶつけないように寝かせたり, etc etc)

もうオムツも、15分おきのお水も、gG用の夕食も
歩行練習も何もかもが要らなくなりました
時間が倍以上に膨らんだ感じです

gG は普通のネコちゃんたちと違って、
ひとり遊びができない子(ここに書いたとおり)だったからでしょうか、
いつも一緒にいて、生活そのものがgGを中心に回っていたため、
突然いなくなると、生活のリズムだけでなく、
「私」という Identity や生き方にまで影響が出てしまったことに
気づきました


12年前に母をくも膜下出血で突然亡くしたときは
自分の根幹となる部分が根こそぎ
捥ぎ取られてしまったようで落ち込みましたが、
今回は別の哀しさがまとわりついています
多分、世話をしてもらった母の死と、
世話をしてきたgGの死との違いでしょう

遺体は火葬、と決めていたのですが、
インドでは人間以外の火葬をオフィシャルに行ってくれる
ところはないんです :-(
親切な友人に本当にいろいろ助けてもらい (心から感謝です)、
死んでしまった翌日に無事火葬することができました

※インドでのペットの火葬については別途書くことにします

無意味かつプライベートな投稿でしたが、
こうして書くことで気持ちの整理ができていければ、と思います
すみません、あともう少しお付き合いください



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