ハンピの旅 ― その5 「王宮地区」

ヴィジャヤナガル王国の城塞があった王宮地区は、
平地59,000平方メートルといった広大な地を城壁で
囲んだ場所で、中には49ものの遺跡が存在するとか。

私たちは急いでいたこともあり、観光客に人気の
ザナーナ・エンクロージャに直行。
この中はインドとは思えない美しさ!!

少し歩くと右手にイスラムチックな建物が見えてきます。
ロータス・マハルといって、ヒンドゥーとイスラムの建築様式を
融合した建物で、見た目がとっても優美。
天井には穴が開いており、ここから水を噴出して、
壁を抜ける風に当てることで冷房の役割を果たしていたとのこと。

さらに先に進み、もうひとつの城門をくぐると、
これまた広大な広場を囲むようにして美しい建物が。
門をくぐって奥の方一面に長くのびる美しい建物が
Elephant Staple。つまり、ゾウさんの寝床。
ところが、最近では、実はこれはラーマ・ラヤ王時代
の事務を扱っていた場所では、という説もあるとか。

そして、左手に見えるのが、Guard's Quarter。
つまりは、護衛さんたちの集いの場、といった感じでしょうか。
ここで、コンサートや会議が行われたとのことです。

1泊2日というとてっも短い旅行でしたが、
結構内容的には濃いものとなりました。
Hampi にある遺跡のほとんどがユネスコの世界遺産として
登録されている、という点からも、一度は訪れてよい場所かな、
と思います。
宿泊はハンピ村の周辺に一軒屋を貸してくれるところが
多々あるらしく、そちらに宿泊するのがベストでしょう。




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