ハンピの旅 ― その4 「クリシュナ寺院~ヴィルーパークシャ寺院」

もっとも典型的なヴィジャヤナガル時代の建築物
クリシュナ寺院は、ハンピ村の西側に位置します。
東向きに建てられたドッシリとした寺院です。

小高い丘の上に建てられたクリシュナ寺院をぐるりと回ると、
カダレカルガネーシャ寺院が、ハンピ村を見下ろすように
建っています。長い柱に支えられたオープンエアの寺院は、
ちょっぴりギリシャ風??  :)
奥には高さ4.5mにも及ぶガネーシャの石像が奉られています。

ガネーシャ寺院の裏手に行くと、真下右方向にハンピバザール
が見下ろすことができます。また、左手方向には、
ヴィルーパークシャ寺院の大きな塔門ゴープラム
を見ることができます。

さらに進むと、ヘマクタ丘(Hemakuta Hill)に。
シバ神が瞑想を行っていた場所として有名です。
しきりに広がる岩肌は太陽の陽を浴び、砂漠のよう。
決して緩やかな傾斜でないこの丘(約20~30度といった
ところでしょうか) を囲むようにして小さな寺院が立ち並びます。
私たちが訪れたのは午前中でしたが、
ここからは夕日がとっても綺麗に見えるのだそうです。

この丘から下ると、ハンピ最古のお寺、
ヴィルーパークシャ寺院 (Virupaksha Temple)に至ります。
このお寺はヴィジャヤナガル王国が栄える前からある寺なのだそうです。
ここは遺跡というよりは、未だ活動中のお寺、です。

寺院の東側に聳え立つ52メートルにも及ぶ立派な門(ゴープラム)は、
1422年頃に建てられ、1510年に修復されたとのこと。

500年経ってもこの炎天下の地で壮美な姿を保っていることは
すばらしい! 遺跡ではなくて、今でも寺院として人々の生活の一部
になっているからかもしれません。

門をくぐると、これまただだっ広い石畳の広場に出ます。

その周りにはいくつもの小さな寺院が建っていて、
一角にはゾウさんが。
観光客にBlessingしてくれるのでした。
が、一日中そんなことさせられるゾウさんが
かわいそうでもありました (と言いながら、せっかく一生懸命
働いているので、私もBlessingしてもらいましたが ^^)。

この寺院はとにかく見所たくさん。
また、夕刻時にはプージャも行われ、地元の方々で賑わうそうです。



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