ネゴに失敗したメイドさん

インド人はネゴシエーションが上手いのか下手なのか。

先日、12月から雇いだしたメイドさんに1月のお給料を払った
次の日、旦那に対して「約束の金額より少ない」と訴えて
きたとのこと。

実はこのメイドさんは私が帰国している間に、私の友人経由
で紹介してもらい、旦那が月給などを話して雇い始めたわけで
した。

事情を知らない私でしたが、「ふーん、おかしいね。だって
12月の給料を払ったときには何も言わなかったのにね」とつぶやくと、
旦那も当初から月給についてはお互いに納得し、紹介してくれた
友人のところとも格差が出ないように決めた、とのこと。

紹介してくれた友人に連絡し、事情を説明すると、やはりおかしいね、という
ことになる。どう計算しても、彼女がその友人宅でもらっていた
時給よりも高い金額を払っているし。

次の日、Bad Cop の私が (いわゆる Good Cop, Bad Cop です ^^:)
彼女に対して説明すると、「マダム、Sir (旦那) は○○○○ルピー
だと言った」と言い切る。それも、Sir の前で。。。
当然、濡れ衣を着せられた Sir はいい気がしない。

誤解があったのかもしれないので、ココは理論で攻めるしかない、
と判断した Bad Cop = 私。
「よーく聞いて、△△さんのところでもらっていた給料が○○○○ルピー
でしょ。それは4時間分の給料。今あなたは2時間~2時間半しか
働いていないでしょ。時給計算でいけば、Sir が約束した金額より
低くていいはずなのよ」と。

その後も「でも、Sir は○○○○ルピーと言った」と。
それを再度聞いてブチ切れ状態になる Sir。アメリカ人だからとっても
ダイレクト「それは嘘だ。きちんと ●●●●  ルピーで合意したじゃないか」
と。で、私がまた時給のことを説明。

すると、彼女手のひらを翻し、「ok, ok, ok じゃー切れのいい
◆◆◆◆ ルピーでいこう」と。
私の目は点....点.....点
やっぱり単にネゴしたかったのね、誤解じゃーまったくなくって...。
呆れた

こういうときは強く出るしかない、と決めてる私。
「NO! 先ほど説明したように、すでに多めに払っているのよ」と。
その後も二度同じ問答が繰り返され、私が折れないと判断したら、
「オーーケーーマダーム、That's ok」と。
That's ok  ね....。普通なら濡れ衣をかぶせた罪を恥じるなり、
Sir に謝罪するなりなんだろーけど。

「It is NOT OK」と言って、やっと謝罪してもらいました。
(この辺、私もアメリカ人になってるのかもしれませんが、後々イヤ
な思いをするよりは、ぱっきりと白黒はっきりさせるのがよいと判断)

というわけで、ネゴに失敗したメイドさんでした。
最初からお金が必要だから給料上げてくれないか、とダイレクトに
交渉するほうがずっとよい結果を得られると思います。

「罪を憎んで人を憎まず」でその後はフツーに接しています。





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